施主支給実績No.1の住まい百貨店の大谷から、夏休みシステムキッチン特別講座を5日間お届けいたしております。
第2日目は「システムキッチンの収納と機能」
毎日のキッチン作業において最も重要なのが使い勝手ですが、これには収納や設置されている機器などの機能も関係があります。
どこに何を入れる収納があるか、どのような収納方法か、収納量はどれくらいあるか、食洗機はどのような機能があるか、加熱機器は使いやすいか、レンジフードは?
調理においては、その人によって使い方や動作の流れが違います。
例えば調味料入れは一般的には加熱機器の横にスライド式で設置されてます。
そのスライドを引き出した状態で調理中はお使いいただくようになっておりますが、ここに調味料は置かないで、カウンターの上に置く、又は壁面の収納に入れてあるほうが使いやすい、という方もいらっしゃいます。
また、収納に関しましてもお鍋の収納場所、大きなお皿の収納場所、小物の収納場所は決まっている、という場合もあります。
毎日の忙しいキッチン作業において、これらのことはかなり重要でありますよね。
また、今までのキッチンが右にシンク、左に加熱機器だったが、新しいキッチンは左右が全く逆になった、という場合もあります。
この場合は設計の段階でわかっていることなので、もしこの配置が決定なのであれば、ショールームなどで同じ配置のキッチンの前に立ち、キッチン作業をしているイメージでシュミレーションをすることをお勧めいたします。
現在のシステムキッチンは、引き出しのレールや収納扉の金具が大変よくできているものが多いです。
サイレント扉などは静かに閉まり、引出しも静かに閉まるブルモーションレールなどもあります。
ポンと閉めてもブレーキがかかり、ゆっくりと閉まっていく、というものですね。
キッチンに八つ当たりできないキッチンとも言います。
【言いません・・・】
さらに収納内部ですが、ステンレスが張ってあるタイプもございます。
清掃性がよくステンレスなので清潔感もありますね。
材質が強いというのも人気の秘密です。
同じく材質が強いというとホーローもありますね。
ホーローは磁石が付くので、何かを貼っておくのに便利です。
ただし材質自体が重いという短所もあります。
フロア収納は最近では開き扉より、引出しタイプが多くなっております。
奥に収納したものを開き扉の場合、手前の物を取り出してからでないと取り出せないのですが、引出しタイプならサッと取り出せます。
この引出しタイプも幅がいろいろありますので、よく検討してください。
あまり幅が狭いものだけ選ぶと大きなお鍋などが収納できなくなります。
大は小を兼ねる!と言います。大きな引き出しもお選びください。
今使っているキッチンの収納量を参考に考えてみるのもお勧めです。
毎日使うキッチンの使い勝手は、どのようなアイテムが設置されているかが重要です。
ショールームでじっくりと検討をしてみてください。
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