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住宅設備や建材、外構に照明器具。施主支給でコストダウンする人が増えています。施主支給でコストダウンするポイント、施主支給+αでコストダウンするコツをご紹介します。
大前提として見積もりは明細まで確認できるようにする
工務店やリフォーム会社によっては○○一式として「ざっくり」まとめた金額で提示される場合があります。住宅設備は品番やメーカー見積もり(プランニングシート)などの定価に対してどれくらい割引された金額なのか、工事の内容や単価はいくらなのかを明細まで確認できるようにしましょう。
これは他社と比較する場合にできる限り同じ条件で比較しなければ価格比較にならないためです。もちろん工事は質や保証も加味しなくてはなりませんので単純に数値での比較はできないものですが、明細まで出してもらうことにより工事のプランや内容詳細も確認できるため、あとで「この工事は入ってない」などで安い契約で後付けで高額になってしまいトラブルを防ぐ意味合いでも有効です。
住宅設備は高額な商品を優先して施主支給
単価が大きな住宅設備はシステムキッチン、システムバスです。定価にして100万円以上になるケースもざらです。もし1割の違いがあっても10万円の差。その他の10万円の設備が半額になるよりも2倍の値引き効果があります。
水周り設備は場所をまとめるほどコストダウン
トイレとバスと洗面、すべて同じ1つにまとめることで大幅にコストダウンができます。ただし、トイレだけは別が良い、など生活スタイルによっても異なるので長期間の利用や生活スタイルの変化も考えて計画を。
工事の種類を減らすほどコストダウン
施主支給で住宅設備や建材のコストダウンはできても、工事費のコストダウンは工事の質にも影響するため難しいポイント。ただし、工事の種類が増えるとその分だけ職人さんが入るためちょっとした工事でも1日分の費用が発生して割高になる可能性があります。サイディング、左官、電気工事、など各分野の職人さんが現場に入る「種類が少ない」とより安上がりになります。
多能工がいる会社は安い
多能工、電気も水道もクロスも貼れる大工さんみたいなスペシャルな職人さんがいます。この場合は3人の職人さんが必要な現場を一人で対応できることで大幅に安く工事ができる可能性があります。
ランニングコストも考える
住まいは引き渡しがゴールではなく、実際に住み暮らしたコストも考える必要があります。電気代や水道代などは最新の設備ほど省エネ、エコな仕様で大幅にランニングコストが安くなるため設備の差額を回収し、長年使うことでよりお得になる可能性があります。
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また、耐久性についても重要です。すぐに壊れて補修が必要だったりメンテナンスに高額なコストがかかる場合は注意。安物買いの銭失いとならないよう慎重に判断ください。
採光を明るさだけで判断し、夏に地獄のような暑さだった・・なんて失敗談も聞いたことあります。一年の暮らし・生活を見通して考えましょう。
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